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モンハナシャコの面白い行動

Published October 11, 2013 in DIVING & SNORKELING, Invertebrates, MARINE LIFE

ワカトビのリーフには、ウミウチワやカイメンなど様々なサンゴが広がり、そのカラフルなカーペットの下に不思議な生物たちが隠れています。それらの珍しい生物を見つけるには、ガレ場で小さな穴がある所を探すのが簡単です。

このハナシャコ科に分類されるシャコの一種は、他の弱虫なエビとは異なり、実はとても気性の荒い攻撃的な生物なのです。巣穴を作るための材料を探しまわり、手の込んだ巣穴を作るこのシャコは、捕脚肢という前足を使い目にも止まらない早さで獲物をパンチし、捕獲するハンターなのです。もしダイバーが挑発すると、指を切られる恐れもあるので手は出さないようにしましょう。

SF映画に出てくるエイリアンのような目をしていますが、モンハナシャコは動物界でも最も複雑な目を持っており、地球上で一番優れた視力を持っている生物なのです。頭の上にあるそれぞれの目は前後左右別々に動かす事ができ、獲物や捕食者を追跡する時に役立ちます。また、シャコの仲間が持つユニークな三眼視は円偏光も認識でき、紫外線領域を含む12のカラーチャンネルを持つため、10万色の色を識別することができるのです!(私達人間はわずか3つのカラーチャンネルしか持っていないため、一万色までしか識別することができません。)

モンハナシャコが巣穴を直したり整えたりする姿やハンティングをする姿は、とても興味深い光景です。モンハナシャコに気付かれないようゆっくりアプローチすると、彼らの行動を間近で観察することが出来ますが、信じられないほどの強烈パンチを食らう可能性があるので、決して手は出さないようにしましょう。

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